昭和産業は、NECのクラウドサービス「NEC Cloud IaaS」を活用して全国13拠点に散在するファイルサーバを集約し、管理・運用を一元化する環境を構築することでディザスタリカバリ対策を実現した。NECが発表したもので、この環境は6月に本格稼動を開始している。
今回構築したシステムでは、技術情報や業務ノウハウなどの重要情報を格納する全ファイルサーバをクラウド上に移行・集約した。NECのファイルサーバ統合管理ソフトウェア「NEC Information Assessment System（NIAS）」を組み合わせることにより、肥大化していたファイル容量を約20％削減し、コスト最適化を実現。またNIASを活用することで、今後のファイル管理・運用もスムーズに実施できる。
ディザスタリカバリ対策については、今回構築したクラウド環境をリアルタイムに複製する遠隔バックアップ環境を構築することで実現した。
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