情報処理推進機構(IPA)は、情報セキュリティの国家資格「情報処理安全確保支援士(通称「登録セキスペ」)」の登録者数が、2018年10月1日に1万7000人を超えるとの見通しを発表した。
登録セキスペは2016年10月21日に創設され、2017年4月から年2回の試験と支援士の登録が行われている。また、2018年8月19日までに旧制度の「情報セキュリティスペシャリスト試験(2009年~2016年度)」と、「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験(2006~2008年度)」の合格者が申請すれば支援士に登録される経過措置も実施されていた。
IPAによると、2018年4月1日時点の登録者は9181人。2018年2月1日~8月19日に経過措置の対象者を含む8215人が登録を申請し、申請者が新たに認定されれば、10月1日時点の登録セキスペは合計1万7396人になる見込みだとしている。
8215人の登録申請者の内訳(出典:IPA)