メグレ・ジャパンは、中堅中小企業向けの統合基幹業務システム(ERP)パッケージ「SAP Business One」を採用、5カ月で本格稼動させた。SAPジャパンが9月6日に発表した。導入はソフテスが担当した。
メグレ・ジャパンは、乳製品、化学薬品・医薬品とその原料の輸出入や仲介貿易、そして乳製品の製造技術の仲介斡旋を主要事業として展開している。1977年に日本法人を設立しており、現在はドイツおよび東欧諸国を中心に30有余の製造並びに販売用系列会社を有し、全世界に販路を展開している。
これまで、会計ソフトとAccess、Excelなどで業績管理をしていたが、今後の企業成長戦略に伴い、業務の標準化や効率化を支えるIT基盤の見直しが必要と判断。2017年から本格的な基幹システムの導入検討を開始した。
SAP Business Oneについては、販売や購買管理の効率化や在庫の適正化、輸入業務の省力化に加えて、経営情報が可視化できる点を高く評価している。また、統合型のERPパッケージであることや、短期間での導入が可能でコストメリットも大きい点も採用の決め手となっている。