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日本株展望

リスクを負わずに「株主優待」--「つなぎ売り」は何日前から?

ZDNet Japan Staff

2018-09-12 12:47

今日のポイント

  1. 優待は欲しいが株価下落リスクを負いたくないなら「つなぎ売り」を活用
  2. 優待取りの「つなぎ売り」に掛かるコスト
  3. 制度信用より一般信用を使った方がリスクが小さい
  4. 一般信用・短期の「つなぎ売り」を早くやるメリットとデメリット
  5. 一般信用・短期で売建可能な銘柄と利用可能な株数を見る方法

 これら5点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 「優待タダ取りはできない?--低コスト・低リスクで優待がもらえる『つなぎ売り』」に続き、今回は「株価下落リスクを負わないで株主優待を獲得する方法」を解説する。

優待は欲しいが株価下落リスクを負いたくないなら「つなぎ売り」を活用

 「つなぎ売り」は信用取引の一種であり、次の方法で優待取りに使える。

つなぎ売りを使った「優待取り」のイメージ図

つなぎ売りを使った「優待取り」のイメージ図

 9月末に100株保有すると、魅力的な株主優待が得られる銘柄を「Y社」として解説する。次の2ステップで優待取りが完結する。

ステップ1

 Y社100株の「買い」と、Y社100株の信用取引の「売り」を、両方とも行う。買ってから売っても、売ってから買っても、どちらでも問題ない。同じ価格で行うのが理想だ。

 9月末基準の優待を得るためには、9月25日(権利付き最終売買日)までにステップ1を行う必要がある。25日までにステップ1を行い、26日(権利落ち日)までポジションを持つと、9月末基準の優待を得る権利が確定する。

ステップ2

 優待の権利を得たら、速やか(原則26日)に現渡(げんわたし)で決済してほしい。現渡とは、保有するY社株100株を信用で売建(うりたて)しているY社株100株の返済に充てることである。これで「優待取り」は完結だ。

 27日に現渡することも返済期限内なので可能だが、貸株料を払う期間が長くなるので忘れずに26日に現渡しよう。

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