三井住友信託銀行、RPAの全社展開を計画--サーバ型でガバナンス強化

NO BUDGET

2018-09-14 17:25

 三井住友信託銀行は、ロボティックプロセスオートメーション(RPA)の全社展開を進めている。サーバ型を導入することで、全体最適化を図るとともにガバナンスを強化する。

 導入するのは、サーバ型RPAツールの「UiPath」。ソフトウェアロボットの開発環境「UiPath Studio」、ロボットの管理環境「UiPath Orchestrator」、ロボットの実行エージェント「UiPath Robot」から成る。

 同行では当初、クライアント型での単純作業の時間削減を目指していた。しかし、RPAが業務の可視化や標準化を推進する強力なツールとなり、またアジャイル型のシステム開発領域を広げる可能性のあるツールであると判断。本格導入を始める前に、全ての業務効率化案件を本部が集中的に管理し、RPAの利用実態を把握する仕組みの構築が必要だった。

 さらに、リスクを防ぎ安定した運用実現する仕組みを整備することでRPAの効果を全体的に底上げしていくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]