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ポストビッグデータの世界--データ蓄積のあるべき姿

Paul Greenberg (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2018-10-02 06:30

 優れた思想的指導者であり、ThinkJarの創設者兼マネージングプリンシパルであるEsteban Kolsky氏が、ビジネスの世界が進化してきた道と、新次元の成功に必要なものの核心に切り込み、解説してくれた。その核心とは、エコシステムとプラットフォームに他ならない。


 この考察は、B2B分野で共通データプラットフォーム(CDP)の提供を手がけるRadiusの依頼でKolsky氏が最近実施した調査の結果から導き出されたものだ。この調査結果により、市場の現況にとどまらない洞察が導き出されている。それは、ビッグデータにまつわる問題を(多少なりとも)解決した世界において、データプラットフォームが進んでいく道に関する重要な思索を与えてくれている。以下は、Kolsky氏による解説となる。

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 データとデータプラットフォームに関する考察の投稿機会を与えてくれたPaul Greenberg氏にまず感謝の意を表したい。本記事では、じっくりと読み進められるよう、筆者が実施した調査の結果を2回に分けて紹介していきたい。1回目(今回)はデータの進化について、2回目(次回)はデータプラットフォームの進化について解説していく。

 最近になって、データを集約する最適な方法に関する数多くの議論が、「思想的指導者によるウェブサイト間のコラボ」によって実施されている。そこでは、データレイクやデータの沼地(スワンプ)、ビジネスインテリジェンス(BI)、マスタデータ管理(MDM)、CDPなど、さまざまなものごとについて議論されてきているが、デジタル改革された組織においてデータ利用を最適化する方法という問題に対する簡単な解決策はまったく出てきていないのが現状だ。

 こういった問題は最近、幹部レベルでも話題に上るようになってきており、筆者もそれらの特徴に関する質問を彼らから投げかけられている。この問題の根はどこにあるのだろうか?本記事ではそれについて考察してみたい。

データの進化:その始まり

 この問題の元凶は、あまりにも多くのデータが存在するというところにある。

 2025年までに生み出されるデータの総量は163ゼタバイトにも達するという。企業は現在の50倍ものデータ量を管理する必要に迫られることになる。これが、ビッグデータという名前の下でわれわれが過去5〜6年間にわたって行ってきたことの結果だ。ビッグデータは、テクノロジを中心に据えた他のソリューションと同様に、既存の問題に対する解決策ではなく、解決する問題を探すための「ソリューション」になってしまったのだ。

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