長期保管の方法
デバイスを長期保管しておく場合にも、いくつか気をつけるべき点がある。直感的にはデバイスをフル充電しておいた方がよさそうに思えるだろうが、実は多くのメーカーは、50％程度の部分的な充電に止めることを推奨している。これは、この方がバッテリ内のリチウムイオンが均等になるためだ。
バッテリを放電した状態で長期保管すると、再充電が不可能な状態に陥ってしまうことがあり（これは通常、バッテリや充電器に組み込まれている安全機構が働くために起こる）、フル充電で保管すると、バッテリが膨らんでしまい、寿命を縮める可能性がある。この場合、デバイスにもダメージが及ぶことがある。
また長期保管を行う場合、できる限り室温に近い環境を保つことが望ましい。このため、あまりに寒い部屋に保管したり、日光が入る窓の近くや、ヒーターのそばに置いておくのは避けた方がいいだろう。
提供：Adrian Kingsley-Hughes
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