アビームコンサルティングは、同社が開発したレーシング用のデータ分析装置およびプログラム(分析装置)に関する特許を取得したと発表した。センシングデータを利用してレーシング車両のタイヤの摩耗具合や、重心位置情報のリアルタイム変化を分かりやすく表示する機能となる。
同分析装置を搭載したシステムは、9月2日に米国ポートランドで開催されたインディカー・シリーズ第16戦で活用され、レーシングドライバーの佐藤琢磨選手の優勝に貢献したという。
分析装置は、アルゴリズムとロボティクスを活用し、車両速度やブレーキ圧、タイヤの摩耗情報をはじめとする車両データや心拍数などレーシングドライバーから得られる様々な大量のセンシングデータから、車両の制御分析に有用なデータのみを自動で選択し、分析する。
収集したデータの分析ツールへの連携および加工には、アビームコンサルティング独自のProcess Automationプログラムを活用し人手を介することなく大量のデータを自動処理できる。また、この分析装置は、自動車やオートバイのみならず、モーターボートや飛行機などモーターやエンジンなどの原動機を使用して稼動するすべての乗り物について応用可能だ。