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日本株展望

「年末高」は今年も?--日経平均の上値目途とリスク要因

ZDNet Japan Staff

2018-09-21 10:48

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 日経平均がこう着相場から抜け出た理由
  2. アノマリーに倣う「日米株式の年末高」に期待
  3. 「年末高」なら日経平均は2万5000円程度を目指すと予想

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

日経平均がこう着相場から抜け出た理由

 日経平均株価は、9月13日から20日までの5営業日で約1070円上昇。三角保ち合いのこう着相場から上抜け、約8カ月ぶりとなる2万3674円まで回復した(20日)。

 トランプ米政権は17日、対中制裁関税第3弾(2000憶ドルの輸入相当分)の発動を表明したが、関税率の追加幅を当初予定の25%から10%に引き下げたことや、自民党総裁選に向けた「アベノミクス継続」期待を背景に株式買い戻しが先行した(20日の総裁選は安倍晋三首相が再選を果たした)。

 中国政府当局による景気対策や株価下支え策を巡る観測を支えに、中国株式や人民元に落ち着きが見られ、為替相場でドル/円が堅調であることも株価の回復に寄与した。

 また、株価が下値を切り上げてきた要因として「業績見通し改善」に注目したいと思う。

 日経平均を一つの株式とした場合の予想EPS(1株当たり利益)は1736円程度に回復。予想EPSの水準は昨年同時期と比較して約2割増加している(図表1)。

 また、市場心理(センチメント)の改善で、予想PER(株価収益率)は、2013年以降のレンジ(13~16倍)の下限であった13倍前後から徐々に回復している。日経平均が年初来高値(2万4124円)を上抜けるには、米中や日米の通商交渉進展、中国市場の安定、ドル/円の堅調(円安)など外部環境の改善が待たれる。

図表1:日経平均のトレンドを支える業績見通し改善

図表1:日経平均のトレンドを支える業績見通し改善
出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成

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