編集部からのお知らせ
ZDNet Japanが新しくなりました!
New! 懸念高まる産業機器のセキュリティ

モジラ、「Firefoxアカウント」のリカバリキー生成機能を公開

Catalin Cimpanu (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2018-09-27 10:42

 Mozillaは米国時間9月26日、「Firefox」アカウントの新しい復元オプションを発表した。FirefoxアカウントはFirefoxブラウザに含まれるユーザーシステムである。26日より、ユーザーは自分のアカウントに関連付けられたワンタイムリカバリキーを生成できるようになった。パスワードを忘れても、このリカバリキーを使って、自分のFirefoxデータへのアクセスを回復することが可能だ。

モジラ、「Firefoxアカウント」のリカバリキー生成機能を公開
提供:Image: ZDNet

 Firefoxアカウントは、Firefoxブラウザの最近の全てのバージョンに含まれている。Firefoxアカウントが多くのユーザーに知られているのは、「Firefox Sync」のおかげである。Firefox Syncはパスワードや履歴、開いているタブ、ブックマーク、インストールされたアドオン、一般的なブラウザオプションなどのFirefoxデータを複数のFirefoxインスタンス間で同期するシステムだ。

 Syncでは、Firefoxアカウントのパスワードによって、ブラウザデータをユーザーのローカルコンピュータ上で暗号化する。保存のためにMozillaのサーバに送られる際にはデータはすでに暗号化されていて、Mozillaのエンジニアも、復号キーとして機能するユーザーのパスワードなしではアクセスできない。

 ユーザーがノートPCを紛失した、またはスマートフォンを盗まれた場合、Firefoxを新しいデバイスにインストールしても、Firefoxアカウントのパスワードがなければ、以前のブラウザデータをダウンロードして復号することはできない。

 しかし、Mozillaは26日、Firefoxアカウント向けに「リカバリキー」と呼ばれる機能を公開した。ユーザーはFirefoxアカウントのパスワードを忘れてしまった場合に備えて、自分のデータの第2の復号キーとして使用可能なリカバリキーを生成することができる。

 Firefoxのリカバリキーは、多くのオンラインサービスで2要素認証の設定中に提供されるリカバリコードに似ている。

 Mozillaによると、リカバリキーは一度しか使用できないので、ユーザーはリカバリキーを使用したら、新しいリカバリキーを生成する必要がある。これらのキーの生成方法は、Firefoxサポートページで説明されている。

 しかし、Mozillaはユーザーに対し、複数のデバイスにFirefoxをインストールすることも推奨している。そうすれば、1台のデバイスへのアクセスを失っても、別のデバイスを使ってパスワードをリセットしたり、ローカルに保存されたデータを新しいアカウントに同期させたりして、そのデータが永遠に失われるのを防ぐことができるからだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]