エクイニクスは、年次市場調査「グローバル・インターコネクション・インデックス」の結果を発表した。
これによると、グローバルでのインターコネクションの帯域は、2021年には8200Tbps超に増加すると予測している。これは年間32ゼタバイトのデータ交換に相当し、その量は同時期に予測されるインターネットトラフィックの10倍になるという。
この予測は、前回調査の結果に基づく予測を大幅に上回っているという。今後5年間のインターコネクションの年平均成長率予測は48%で、インターネットトラフィックの年平均成長率予測である26%の約2倍になる。
アジア太平洋地域では、インターコネクション帯域が2021年までに年平均51%ペースで成長し、2200Tbps超に達すると予測されている。これは米国や欧州をしのぐ成長スピードであり、中でも東京でアジア太平洋地域最大のインターコネクショントラフィックが発生するという。
東京では、2017年から2021年にかけて82Tbpsだった帯域が、2021年には445Tbpsと5倍以上に増加すると予測され、また、トラフィックの年平均成長率は、今回の調査結果では53%になると予測されている。この数字は世界の年平均成長率を上回り、前回調査で予測された45%を上回る。