NTTコミュニケーションズは、RPAソフト「UiPath」を調達部門に導入した。業務時間の約30%、年間で約6万時間の削減を見込んでいる。UiPathが9月25日に発表した。
2017年2月に運用を始め、13の業務プロセスでロボットの開発に取り組んでいる。当初は、対象業務を人間とロボットで半々に振り分け、問題がないことを確認した上で完全移行するステップを踏んでいる。現在は13のうち6つの業務で開発を終え、残りの7つの業務で開発を進めている。
2017年1月から約半年をかけてさまざまなツールを検証し、機能面やコスト、サポート体制、使い勝手などを精査した結果、8月にUiPathの導入を決めた。特に重視されたのが学習コストである。少量多品種にわたる業務を自動化するためには、現場のエンジニアが短期間で使いこなせるツールであることが求められていた。