電通デジタルは、BtoB企業のデジタルマーケティングコンサルティングサービスを開始すると発表した。
このサービスは、新しい形のブランド力指標に基づいて策定されたもので、Sansanをビジネスパートナーとして、同社が独自開発したBtoB企業のブランド力指標「BBES(BtoB Engagement Score)」と、大規模調査済みのBBESデータを閲覧・比較・評価することができるモニタリングサービス「BBES Monitor」を活用する。
同サービスを利用する企業は、自社のマーケティング活動データと「BBES Monitor」を用いた評価を統合・分析することで、ブランディングにおける「課題特定」「活動支援」「効果検証」までの一貫したコンサルティングを受けることができる。また、電通と連携した、CM効果測定などマス広告の効果検証も可能だ。
これまでBtoB企業は、BtoC企業と異なり、関係するステークホルダーが多岐にわたるため、一般的なブランド調査手法では有効な評価結果を得ることが困難だった。また、自社のステークホルダーとのエンゲージメントを測定する有効な指標がなく、企業活動に活かせないという課題があった。
こうした課題に対し、今回提供開始するサービスでは、これまで測定できなかったBtoB企業のブランドエンゲージメントに定量的な評価を与え、より包括的かつ効率的なブランディング戦略実施を支援する。