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日本株展望

日米市場の波乱は続くか--東証マザーズは?

ZDNet Japan Staff

2018-10-12 12:16

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 米国株急落で投資家心理がリスクオフを鮮明に
  2. 長期金利上昇で米国株式の下落は続くのか
  3. 東証マザーズを押し下げてきた外部要因を警戒

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

米国株急落で投資家心理がリスクオフを鮮明に

 今週の日米市場では、投資家心理がリスクオフ(回避)姿勢を鮮明にしたことで株価が急落した。米国のNYダウ平均は10日に前日比831ドル安と大幅に下落。為替のドル円が112円台前半に下落した(円高となった)ことを受け、日経平均は11日に前日比915円安となる下落を余儀なくされた(図表1)。

 悪材料としては、

  1. 米長期金利が3.2%台まで上昇した
  2. 米中貿易戦争の激化が不安視された
  3. IMF(国際通貨基金)が最新の「世界経済成長見通し」で主要国の経済成長率予想を下方修正した

などが挙げられる。

 米国市場で投資家の「恐怖心」(市場参加者の相場変動予想)を反映するとされるVIX指数は22.9まで急上昇。本年2月5にVIX指数が急上昇し、それを受けたアルゴリズム取引(自動取引)で米国株価が急落。VIX指数が一段と上昇して世界株式を急落させた「ボラティリティショック」を想起させる波乱となった。

 ただ、11日の株価下落を経た日経平均の予想PERは約13.1倍まで低下。2月初旬の株価急落前の約15.8倍より低水準となっている。目先の相場波乱を見据えても、中長期の視野で見ると日本株は買い場を迎えていると考えている。

 当面は、10日にやや安定を見せた米長期金利の動向、金利上昇を嫌気して下落したナスダックなど米国株の落ち着き、今週発表がスタートする企業決算と業績見通しなどを市場は注視すると思われる。

図表1:米国株の急落と為替の円高が日経平均急落の背景

図表1:米国株の急落と為替の円高が日経平均急落の背景
出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(10月11日)

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