オラクル、治験のセットアップを支援するgoBaltoの買収で合意

Natalie Gagliordi (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2018-10-18 11:36

 Oracleは米国時間10月17日、治験を行う場所の選択や準備でライフサイエンス企業をサポートするクラウドプラットフォームのgoBaltoを買収することで合意したと発表した。買収は、ヘルスサイエンス事業部門の拡大に役立つという。

 Oracleのプレスリリースによれば、goBaltoは、治験を行う上で最も有効な結果の出せる場所の選定やセットアップといった作業を効率化・自動化して、薬の治験を支援するクラウドソフトウェアを開発する企業。

 Oracleは、研究をスタートするためのgoBaltoのサービスは、80カ国以上にわたる9万以上の場所で2000以上の調査に使用されており、調査開始のサイクルタイムを30%短縮すると述べている。

 goBalto創設者のJae Chung氏は声明で「製薬会社や契約を請けた研究機関が、スプレッドシート上の1000人以上の専門家や1000以上の場所を追跡することがいかに大変なのかを知り、われわれは、治験を開始するプロセスを合理化するというミッションを10年前に打ち立てた」と述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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