編集部からのお知らせ
RPA導入、もう1つのポイント
「ニューノーマルとIT」新着記事一覧
日本株展望

「米金利上昇ショック」に「中国景気不安」加わる--9月中間決算はココをチェック

ZDNet Japan Staff

2018-10-22 10:37

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 中国景気への不安から、「中国関連株」が売られる
  2. 9~10月は外国人が日本株をあわてて買ったり売ったり、焦点が定まらない
  3. これから始まる9月中間決算に、外国人がどう反応するか注目

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

中国景気への不安から、「中国関連株」が売られる

 先週の日経平均株価は、1週間で162円下落し、2万2532円となった。先々週、日経平均が1089円下落したのは、米長期金利の上昇を嫌気したNYダウの急落が原因である。先週は米金利上昇のショック売りが一巡し、日経平均はいったん反発した。ところが、中国の李克強首相が、中国景気の悪化を認めたと伝わり、上海総合株価指数の下げが加速すると、中国景気に対する不安から日経平均も売られた。

 日本株は、長期投資で買い場を迎えていると考えているが、買いタイミングは慎重に選ぶ必要がある。

日経平均週足:2017年10月2日~2018年10月19日

日経平均週足:2017年10月2日~2018年10月19日

 日経平均は、あいかわらず2つの不安に振り回されて、乱高下している。貿易戦争がエスカレートする不安と、米金利上昇が世界株安につながる不安である。

 10月は米長期金利上昇ショックで世界株安となり、日経平均も売られた。貿易戦争については、「日本にとってそんなに悪い結末にならない」と楽観論も出ていた。ところが先週は、貿易戦争の影響が中国景気に出ているとの見方が広がり、日本株の売り材料となった。

 米中貿易戦争の影響で、中国の民間設備投資にブレーキがかかっている模様である。その影響を受けて、日本の中国関連株の、中国からの受注減速が鮮明になりつつある。

 2017年、日本の産業用ロボットや工作機械に対し、中国から受注が殺到。中国による「ロボット爆買い」と言われる注文が流れ込んでいた。ところが2018年は一転して、受注に減速感が出ている。既にその影響が、安川電機(6506)やハ-モニック・ドライブ・システムズ(6324)など、日本の「中国関連・設備投資関連株」に表れている。

NYダウも日経平均と同じ動き

 NYダウも日経平均と同じ動きとなっている。

NYダウ週足:2017年10月2日~2018年10月12日

NYダウ週足:2017年10月2日~2018年10月12日

下げ止まらない上海総合株価指数が不安を増幅

 米国、日本、中国の株価指数を比較すると、2018年は、米国が一番強く、次に日本がしっかりしている。一方、中国株は弱さが目立つ。上海総合株価指数が下げ止まらないことが、中国景気への不安を高めている。

日米中の株価指数の動き比較:2017年末~2018年10月19日

日米中の株価指数の動き比較:2017年末~2018年10月19日
出所:2017年末を100として指数化、楽天証券経済研究所が作成

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]