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「まずは事業部との信頼関係を築く」三菱ケミカルHD岩野CDOが狙うもの

ZDNet Japan Staff

2018-10-28 08:00

 “最高デジタル責任者(Chief Digital Officer:CDO)”は「デジタル技術と思想を用いて会社、業界、社会における新しい流れを作り、自社のビジネスや風土に変革をもたらす」――。

 7月14日に開催された、CDOを中心にしたイベント「CDOフォーラム2017~デジタル変革に挑み、企業競争力に変える」で三菱ケミカルホールディングスの執行役員でCDOを務める岩野和生氏はこう語った。

 持ち株会社の三菱ケミカルホールディングスは、傘下に三菱ケミカルや田辺三菱製薬、生命化学インスティテュート、大陽日酸を抱える。ポリエステルフィルムや食品包装用フィルム、炭素繊維などの“機能商品”、テレフタル酸やポリプロピレン、ポリエチレンなどの“素材”、医薬の原薬や中間体、製剤材料などの“ヘルスケア”の3つの領域で事業を展開している。

 岩野氏は1975年に日本IBMに入社。1995年から同社の東京基礎研究所所長を経験、2004年からソフトウェア開発研究所所長を務め、2011年からスマーターシティ事業戦略担当執行役員を務めた。

 企業IT業界を長年経験してきた岩野氏は、2017年4月に三菱ケミカルホールディングスに入り、“最高イノベーション責任者(Chief Innovation Officer:CIO)”を務めるLarry Meixner氏のもとでCDOを務めている。

 長年、各研究所で手腕を発揮し、2017年から三菱ケミカルホールディングスに合流した岩野氏は、ITの変化を次の3段階に当てはめた。

 第1段階はビジネスのクリティカルインフラ(重大基盤)としてのIT、第2段階は社会とIT、第3段階は知と森羅万象とIT。「第1段階は1990年代、第2段階は2000年代。技術や思想の進歩を世の中に伝えるのが重要。今後10年程度で第3段階のフロンティアを目指す」(岩野氏)と説明した。その上で、ITとOT(オペレーションテクノロジ)の融合でゼロダウンタイムを実現するという従来の夢が実現しつつあると語る。

(本記事は、TechRepublic Japanで2017年7月26日に掲載した記事からの転載です。続きはTechRepublic Japanでお読みいただけます。)

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