富士通は、ハイエンドストレージシステム「FUJITSU Storage ETERNUS DX8000 S4 series」の新モデル「ETERNUS DX8100 S4」「ETERNUS DX8900 S4」の2機種を発表した。
ETERNUS DX8100 S4(左)とETERNUS DX8900 S4
新モデルは、いずれも2030年以降も提供を予定している同社のメインフレーム「GS21」シリーズとの接続が可能。また「ETERNUS DX8100 S4」は国内のみ発売する。「ETERNUS DX8900 S4」は全世界で発売する。
「ETERNUS DX8100 S4」は、「GS21」内にストレージ本体を搭載するオールインワン型での提供も可能で、通常のモデルに比べて設置面積を最大40%削減したコンパクトなサーバ構成を実現できる。
「ETERNUS DX8900 S4」は、オープンシステム接続用途の場合、ストレージコントローラに、高性能CPUおよび従来比約3倍の容量となるメモリを搭載することで、最大で従来比約1.3倍となる約1000万IOPSの性能を発揮する。また、高速レスポンスが可能なNVMe(Non-Volatile Memory Express)方式のSSDを2次キャッシュとして搭載することで、キャッシュレスポンスを向上させた。また、リアルタイムでデータ圧縮処理を行う専用のチップを新たに搭載することで、性能への影響を抑えつつ格納データの容量を約50%まで削減している。
販売価格・出荷時期は下記の通り。