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ランサムウェア「GandCrab」対応復号ツール、100万ドル超の被害回避--Bitdefender報告

Catalin Cimpanu (ZDNet.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2018-11-01 13:21

 ルーマニアのセキュリティ企業Bitdefenderは、先週ランサムウェア「GandCrab」に対応する復号ツールを無償公開してから、被害者がGandCrab攻撃の犯人グループに総額100万ドル(約1億1300万円)超の身代金を支払うのを防いだとしている。

 Bitdefenderによると、ツールをリリースしてから数時間で、少なくとも1700人以上の被害者がGandCrabによってロックされたファイルの復号に成功したという。

 Bitdefenderが現地時間10月30日に発表した統計データによると、これらのユーザーが多かったのは、韓国、中国、インド、米国などだ。

Bitdefender
提供:Bitdefender

 Bitdefenderは10月25日、欧州刑事警察機構(Europol)やルーマニアの警察当局などの法執行機関と協力して、GandCrabの複数のバージョンに対応する復号ツールを無償公開した。

 このツールは、GandCrabのバージョン1(拡張子「.GDCB」)および4(拡張子「.KRAB」)、5(複数文字のランダムな拡張子、現時点の最新バージョン)に対応している。

 Bitdefenderが復号ツールを公開した翌日、GandCrabの犯行グループもBitdefenderによる復号ツールに対抗できる新バージョン「v5.0.5」をリリースしたとしている。

GandCrab

 Bitdefenderによると、「最も被害が多いのはGandCrabのバージョン4と5」だという。

 多くのセキュリティ専門家が、ランサムウェアに暗号化されたファイルを置いておき、数カ月中に公開される無償の復号ツールを待つよう、常に被害者にアドバイスしているが、BitdefenderのGandCrab対応復号ツールはそうした理由を示す好例だ。

 すべてのランサムウェアに対して復号ツールが公開されるわけではないかもしれないが、公開されれば、被害者は失ったと考えていたファイルを復元できる可能性がある。

ランサムウェア
提供:Suebsiri, Getty Images/iStockphoto

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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