マツモトキヨシホールディングスは10月30日、NTTコミュニケーションズのモバイル決済システムを導入したと発表した。全国約1600カ所に展開するドラッグストア「マツモトキヨシグループ」の一部を除く店舗でモバイル決済サービス「Alipay」に対応する。
このシステムは、企業向けVPNサービス「Arcstar Universal One」、データセンターサービス「Nexcenter」、企業向けクラウドサービス「Enterprise Cloud」などで構成される。Amazon Web Services(AWS)上に構築したゲートウェイを活用し、マルチモバイル決済サービス「StarPay」ともシステム連携。Alipayの他にもさまざまなモバイル決済サービスへの対応が可能になる。
Alipayは、阿里巴巴グループの関連会社であるアント・フィナンシャルサービスグループが提供する、世界最大規模のモバイル決済サービス。中国でのアクティブユーザー数は7億人以上で、中国国外でも中国人向けのオフライン決済サービスを40の国と地域で提供している。