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日本株展望

米中間選挙後、トランプは「豹変」するか--ベストシナリオとワーストシナリオ

ZDNet Japan Staff

2018-11-06 10:35

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. いよいよ世界が注目する重大イベント、米国の中間選挙実施へ
  2. 選挙結果が出た後、株・為替はどう動くか?
  3. Trump大統領はイベント通過後にしばしば「豹変」。今回は?

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

いよいよ世界が注目する重大イベント、米国の中間選挙実施へ

 11月6日に米国で中間選挙が実施される。焦点はTrump大統領の共和党が上院・下院それぞれで過半数の議席を維持できるか。事実上、米国民によるTrump大統領の信任投票となる。選挙結果は日本時間で7日午後に判明する見込みだ。

 中間選挙の結果次第では、Trump政権の政策実行力に大きな影響が出る。共和党が予想以上に勝てば、大統領の権限は強くなり、思い通りに政策を実行しやすくなる。対抗勢力の民主党が勝てば、大統領の政策実行が難しくなる。

 結果が判明する7日午後には株式や為替が大きく動く可能性があり、注意を要する。選挙は水物で直前の予想はよく外れるが、現状の市場コンセンサスは次の通りだ。

  1. 市場が想定するメインシナリオ
    上院では共和党が過半数を維持。下院では民主党が過半数を奪還
  2. 共和党が予想以上に勝つシナリオ
    上院・下院ともに共和党が過半数を維持
  3. 民主党が予想以上に勝つシナリオ
    上院・下院ともに民主党が過半数を奪還

 直近に実施されている各種世論調査から、メインシナリオは(1)のようになっている。最初、民主党が支持率で大きくリードしていたが、最近になって共和党が急速に支持率を回復。今、両者の支持率は僅差で拮抗(きっこう)している。それを受けてのコンセンサスである。

 ただ、今の流れを受けて、共和党がさらに優勢になっているとの見方もある。シナリオ(2)もあり得る、との見方が少しずつ増えているところだ。

 2016年の米大統領選では、各種世論調査がTrump大統領の敗北を示唆していた。ところがふたを開けてみると、結果はTrump大統領の勝利だった。なぜ、世論調査は当たらなかったのだろうか。

 世論調査は、幅広い層に分散して実施しているが、それでも一定の偏りがあることは否めない。Trump大統領を支持している層には、「このような世論調査に答えない人」が多かったと考えられる。今回の世論調査にもそのような偏りがあるかもしれない。

 そう考えるならば、世論調査の支持率が拮抗している今は、実質的には共和党が優勢にあると考えるべきかもしれない。

 従って、マーケットでは(1)をメインシナリオとしつつ、(2)のサプライズ(驚き)もあり得ると見ている。(3)が起こる可能性は、かなり小さいと考えられる。

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