日本株展望

円安は追い風、ただし中国景気が逆風か

ZDNet Japan Staff 2018年11月13日 10時04分

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 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 円安が進んだ割りには企業業績の伸びに勢いがない
  2. ドル円では円安が進んでいるが、他の通貨に対しては円高が進行
  3. 今期の連結純利益(会社予想)の上・下方修正額が大きい企業

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

円安が進んだ割りには企業業績の伸びに勢いがない

 9月中間決算の発表が終盤に入っている。これまでの発表を総括すると、円安が進んだわりには物足りない決算といえる。上半期が好調でも下半期に強気になれず、通期の業績予想を上方修正しない企業が多くなっている。中国景気が減速している影響が日本の企業業績にも影響を及ぼしつつある。

東証1部3月期決算、主要841社の連結純利益(前期比変化率):2016年3月期~2019年3月期(予想)

東証1部3月期決算、主要841社の連結純利益(前期比変化率):2016年3月期~2019年3月期(予想)
出所:楽天証券経済研究所が作成

 過去、筆者が日本の輸出企業から聞いた話を総括すると、業績に影響を及ぼす重要なマクロ要因が3点ある。重要な順に言うと、

  1. 米国景気
  2. 中国景気
  3. 為替

である。今上期(2018年9月期)の投資環境を見ると、(1)米景気好調(3)円安進行が追い風の一方、(2)の中国景気の減速が逆風となっている。

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