クボタは、ライフサイクル管理(PLM)基盤を新たに導入し、プロジェクト管理、技術文書作成、ドキュメント管理などのナレッジ共有を強化している。アラスジャパンの製品を採用した。
クボタは従来、既存のシステム・紙ベースの業務プロセス・Excelのファイルなどを活用して情報の管理を行ってきた。PLM基盤の導入によって、製品開発のプロセスに対応し、グローバル全体でのエンジニアリングナレッジの蓄積、将来の設計作業に生かす。
導入の初期段階では、まず技術部門間の情報共有を中心としてシステムを利用し、続いて各種文書類の統合管理とプロジェクト管理に広げていく予定だ。
エンジニアリングの知識を集め、技術情報を文書化できる点や、グローバルにおける製品開発全体でその知識を最大化するための適切なアプローチが取れる点などを評価している。