富士ゼロックス、クラウド型文書管理サービスを提供--文書改ざんなど防止

NO BUDGET

2018-11-19 11:19

 富士ゼロックスは11月13日、文書改ざんの防止など組織の文書管理ガバナンスを強化できるクラウド型文書管理サービス「Smart Workstream」を提供開始すると発表した。

 このサービスは、文書を伴うさまざまな業務手順や承認プロセスを業務ごとにルール化し、電子文書や証跡と連携させて管理できるというもの。決められたプロセスや証跡記録の抜け漏れを防ぎ、組織内の一元的な文書管理と業務プロセスの整流化・効率化を可能にする。

 さらに、文書保管時の多様なアクセス権限の設定や、文書改ざんを防いで原本性を証明するタイムスタンプ機能により、組織が必要とするコンプライアンスとセキュリティ要件に対応する統合的な文書管理環境を構築できる。また、クラウドサービスで利用するため、どこからでも文書にアクセスが可能となる上、導入・運用コストを低減しながら、業務の実態や利用形態に合わせて段階的な拡張が可能となる。

Smart Workstreamが解決するユーザーの課題
Smart Workstreamが解決するユーザーの課題(出典:富士ゼロックス)

 同社では、電子帳簿保存法への対応や契約プロセスの管理をはじめとするサービスを既に提供している。それらのテンプレートをSmart Workstream向けにも提供する。

 また、同社の複合機と連携することにより、管理者が設定する処理ルールに従い、紙文書の電子化から項目データの抽出、クラウド上の文書管理データベースへの格納までを自動化するデータエントリサービスを利用できる。

Smart Workstreamの利用価格
Smart Workstreamの利用価格

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]