三菱地所、経営基盤システムを根本から見直し--働き方改革に向け業務標準化

NO BUDGET

2018-11-20 15:52

 三菱地所は、2018年6月から統合基幹業務システム(ERP)パッケージ「SAP S/4HANA」の導入を進めている。既存のシステムを根本から見直し、働き方改革に向けた業務の標準化を目指す。

 同社は2017年5月に中期経営計画を策定し、「時代の変化を先取りするスピードで、競争力あふれる企業グループに変革する」というビジョンを定めた。その中の重点施策の一つとして、グループ経営の効率化と生産性の向上を目指した働き方改革に取り組んでいる。

 昨今のデジタル変化、将来的なビジネスモデルの変革に対応し、業務標準化を成し遂げるための経営基盤システムとして、2017年秋ごろから新システムの導入を検討開始した。

 SAP S/4HANAの他にも、予算管理「SAP Business Planning Consolidation」、資金管理「SAP Cash Management」、文書管理「SAP Extended Enterprise Content Management by OpenText」、経費精算「SAP Concur」を導入している。

 また現在、大規模リノベーションを行っている東京都千代田区にあるオフィスビル「大手町ビル」では、SAPジャパンと協業し、新規ビジネスの創出を目的としたビジネスイノベーションのためのコラボラティブスペース「TechLab」(仮称)の開設も予定している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]