
3.Sunway TaihuLight(神威・太湖之光)
かつてこのリストの首位を飾ったSunway TaihuLightは、スーパーコンピューティングの処理速度におけるスタンダードを定めた存在だが、今回は3位にランクダウンした。
中国の江蘇省無錫市の国立スーパーコンピュータセンターに設置されているこのマシンは、気候のモデル化から高度な製造に至るまでのさまざまな分野での研究作業やエンジニアリング作業のために用いられている。
他のほとんどのスパコンとは異なり、Sunway TaihuLightはIntelのプロセッサではなく、260コアのカスタムRISCプロセッサ「ShenWei」を採用している。また、インターコネクトは無錫市で開発された独自のものだ。
プロセッサコア数:10,649,600
最大性能(LINPACKベンチマーク):93.014ペタFLOPS
メモリ:1.3ペタバイト
消費電力:15,371kW
提供:National Supercomputing Center