2018年、海外の情報流出事件やサイバー攻撃を振り返る - 21/22

Charlie Osborne (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 石橋啓一郎

2018-12-26 06:30

カナダの大麻小売業者の情報流出

 11月:カナダの大麻小売業者Ontario Cannabis Store(OCS)の顧客約4500人の情報が漏えいして不正に公開された(カナダでは10月に嗜好品としての大麻の利用が合法化されている)。漏えいした情報には、受取人の署名の名前またはイニシャル、郵便番号、配送日、カナダ郵便公社の問い合わせ番号、OCSの企業名および住所などが含まれていた。

 漏えいの規模は小さかったものの、これが微妙な問題であったことと、カナダのオンタリオ州で嗜好品として大麻が合法化されたのが最近だったことで、この事件が注目を浴びた。大麻の利用が合法化されても、利用者は嗜好品として大麻を吸っていることを他人に知られたくないかもしれない。

カナダの大麻小売業者の情報流出

 11月:カナダの大麻小売業者Ontario Cannabis Store(OCS)の顧客約4500人の情報が漏えいして不正に公開された(カナダでは10月に嗜好品としての大麻の利用が合法化されている)。漏えいした情報には、受取人の署名の名前またはイニシャル、郵便番号、配送日、カナダ郵便公社の問い合わせ番号、OCSの企業名および住所などが含まれていた。

 漏えいの規模は小さかったものの、これが微妙な問題であったことと、カナダのオンタリオ州で嗜好品として大麻が合法化されたのが最近だったことで、この事件が注目を浴びた。大麻の利用が合法化されても、利用者は嗜好品として大麻を吸っていることを他人に知られたくないかもしれない。

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