Googleは米国時間12月5日、「Cloud Security Command Center」(Cloud SCC)のベータ版を「Google Cloud Platform」(GCP)の顧客向けにリリースしたと発表した。
Cloud SCCは、同社によると「Google Cloud」サービス全体のデータセキュリティの健全性に関するより深い洞察を企業にもたらすツールで、3月に発表されていた。データの収集や脅威の洗い出しを行ったうえで、データの侵害や喪失といった事態が発生する前に企業による対処を可能にすることで、GCP環境内でのセキュリティリスクの評価と対処を実現するのを支援する。
ベータ版のCloud SCCには複数の新機能が追加されている。これには、対象となるGCPサービスの拡大や、Cloud SCC全体に対するよりきめの細かいアクセス制御、通知機能の向上、CavirinやChef、RedLockなどのサードパーティーのクラウドセキュリティサービスとの新たな統合が含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。