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本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。
これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。
今回は2019年の日本株見通しの概略をお伝えする。
株式市場では、早くも2019年の世界景気がどうなるか、織り込む動きが始まっている。経験則では株は、景気循環よりも半年から1年先に動く。ということは現在の日経平均は、2019年の半ばから終わりごろの景気を織り込んで動いていると考えられる。
2017年から2018年の途中まで、世界丸ごと好景気と言っていいくらいの好調が続いた。ところが、足元、急速に世界景気が減速する兆しが増えている。2019年の世界景気は減速が避けられないと見ている。
最初に変調を来したのが中国だった。貿易戦争の影響で設備投資に急ブレーキがかかっている。中国に工場を作って欧米に輸出するビジネスモデルが維持できるか、疑問符がついたため、設備投資計画の見直しが増えている。
米国景気は今のところ好調だが、2019年には減速する可能性がある。米景気が減速局面に入っていることに気付くのは経験則では1月が多いといえる。10~12月期はクリスマス商戦があり季節的に経済活動が活発なので、景気が減速局面に入っていても気付きにくいからである。季節的に経済活動が停滞する1~3月に景気減速に気付くことが多くなる。
ポートフォリオのディフェンシブ性を高める
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