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日本株展望

ボトムは近い?--日本株の命運を握る米国株の行方

ZDNet Japan Staff

2018-12-14 11:06

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 米国株は乱高下しながら底値を探る動き
  2. 「FEDモデル」は米国株式の割安感を示唆
  3. 米国のストラテジストは株式に強気を維持?

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

米国株は乱高下しながら底値を探る動き

 今週の米国株式は乱高下しながらもボトム(底値)を探る展開となった。

 米中貿易摩擦の激化懸念では、カナダで拘束されていたファーウェイ副会長が保釈され、中国政府は米国からの輸入自動車に対する関税引き下げを示唆(12月11日)。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は12日、中国がハイテク分野で世界トップを目指す「中国製造2025」について、一部の達成目標時期を2035年へ先送りすることを検討していると報道し、米中対立が緩和に向かうとの期待が広った。

 米国株が底入れするなら、今週初に予想PER(株価収益率)で12倍を割り込んだ日経平均株価も反発しやすい状況である。

 米国株は、10月以降の株価下落で予想PERが2016年初来の水準に低下した。

 図表1は、S&P500指数の予想PER(S&P500指数÷12カ月先予想EPS[1株当たり当期純利益]/市場予想平均)と米長期金利の推移を示したものである。

 政策金利のピークアウト観測で長期金利が2.9%に低下した一方、予想PERも15.5倍と、2018年1月の18.5倍から低下した。S&P500指数の予想EPSは、9月時点の168.45ポイントから現在は170.52ポイントに増加し、12カ月累計実績に対しては16.5%の増益が見込まれている。1991年以降の予想PERの平均は16.1倍で、長期金利の平均は4.4%だった。貿易戦争、景気後退入り、業績の減益を巡る悲観が後退すれば、こうした割安感が見直される可能性はある。

図表1:米国株式の予想PERと長期金利が同時に低下

図表1:米国株式の予想PERと長期金利が同時に低下
注:予想PER=S&P500指数÷予想EPS(S&P500指数ベースの12カ月先予想EPS/市場予想平均)
出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(12月12日)

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