
産業用センサ、IIoTアナリティクス
産業用センサの価格は10年間にわたって下落し続けており、その傾向は2019年も続く。このことが、IoT技術の導入をさらに後押しする。CB Insightsによれば、この分野へのベンチャー投資が盛んなことが、値下がりの主な原因になっているという。
「産業用IoT分野に対するベンチャーキャピタル投資は、2013年から2017年にかけて275%も増加した。2018年の現時点(11月26日)までで、産業用IoT市場の企業は26億ドル(約2900億円)の資金を調達している」(CB Insightsのレポート)
これを考えれば、今後はIoTデータ関連技術(機械のパフォーマンスや運用効率に関するデータを含む)の市場への浸透が進むと考えて間違いないだろう。ソフトウェアに関して言えば、2019年はIIoTアナリティクス製品を売るのに絶好の年になるはずだ。