マイクロソフト、「My Office」に代わる「Windows 10」向け新「Office」アプリ発表

Gordon Gottsegen (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部

2018-12-20 10:16

 Microsoftは米国時間12月19日、「Windows 10」向けの新たな「Office」アプリを発表した

 このアプリは、「Microsoft Office」におけるユーザーのニーズすべてに応えるセントラルハブとして機能し、現行の「My Office」アプリを置き換えるものとなる。このアプリを開くと、ウィンドウの上部からMicrosoft Officeの生産性アプリすべてにアクセスでき、アプリの切り替えも簡単に行える。また、最近作業したドキュメントが表示されるとともに、画面上に表示されていないドキュメントを探し出すための検索機能も提供される。

 同社によると、このOfficeアプリのエクスペリエンスは、ウェブユーザー向けのセントラルハブとして機能する「Office.com」の成功を受けてモデル化されたという。

 この新しいOfficeアプリは現在、「Windows Insider Program」で「Fast Ring」を選択しているユーザーに向けて提供されており、近いうちにすべてのWindows 10ユーザーに向けて展開される予定だ。このアプリは無償であり、「Office 365」のすべてのサブスクリプションと、「Office 2019」「Office 2016」「Office Online」と互換性がある。また、このアプリは「Microsoftストア」を通じて利用可能になり、2019年夏からはWindows 10デバイスを搭載した新たなデバイスにプリインストールされる予定だ。

Microsoft Office
提供:Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]