NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は、「SAP S/4HANA Cloud」の導入プロジェクトを開始した。SAPジャパンが発表した。
NTT-ATは、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)ツール「WinActor」や、コールセンターソリューションを提供する企業で、NTT研究所の研究成果を製品化・サービス化する事業を担っている。
同社では、SAP ERPを十数年にわたり利用していたが、長年追加されたモジュールが複雑化し、全体のアーキテクチャの整理および業務効率の見直しが必要となっていた。「SAP S/4HANA Cloud」の採用について、業務への適合率が高かったことや、クラウドを前提とした基盤であらゆる経営情報が可視化できることなどを評価した。また、業務のシンプル化、共通業務のコスト削減などが実現できることや、Fit to Standardの手法で、導入も短期間で速やかに進められることも採用の決め手となった。