“純粋”にオープンソースを愛する人々は、すばらしいテクノロジを皆で作り上げ、広く世の中で利用されていくことを望むことだろう。かつてオープンソースと距離を置いてきたプロプライエタリなITベンダーもまたオープンソースへの貢献を通じてそのテクノロジを取り入れ、自らのビジネスを拡大させるようになった。
2018年のオープンソース界隈を振り返ると、そうしたこれまでの歴史の流れを大きく変えるような出来事が相次いだ。特にIT業界の今後を占う上で重要になるであろうIBMによるRed Hatの買収やMicrosoftによるGitHubの買収は、オープンソースの可能性を積極的に取り入れてきた企業と、プロプライエタリを代表するようなITベンダーの融合を“象徴”するようなケースになる。
2018年はこれら以外にもさまざまな出来事で賑わったが、特にZDNet読者の強い関心を集めた出来事をPDF記事集で振り返ってみたい。
「2018年にオープンソース界隈をにぎわせた出来事たち」を読む