双日は12月20日、本社とグループ企業のITインフラ基盤をオンプレミス環境からパブリッククラウド「Microsoft Azure」へ全面移行し、2019年度中に本格運用を開始すると発表した。
今回の移行によって、環境変化への対応強化、セキュリティの向上、コストの最適化を図る。モノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)などを活用した新規事業の立ち上げも視野に入れている。
現時点では、新規事業や合併買収に必要とされていたITインフラの調達が、従来の半分の期間で対応可能になるとともに、コストについても従来比で約30%の削減が見込まれている。