サービス終了まで3カ月--サイボウズLive移行で検討したいツール5選 - (page 2)

藤代格 (編集部)

2019-01-07 07:15

3.Backlog

 ヌーラボの「Backlog」は、チームでプロジェクトを共有、管理するツール。プロジェクトやその進捗状況、ドキュメント、ファイルなどをオールインワンで管理できる。

 「プロジェクト」として設定したメンバーで「課題」を共有、状況を管理する。課題は種別や状態、優先度や担当者などの設定、ファイル添付などが可能。

 課題のほか、ファイルを共有、管理する「ファイル」機能や、チームメンバー全員が編集できるウェブページ「wiki」機能などがある。

 フリープランの場合、1プロジェクトにつきファイルの容量は100Mバイトまでで、10人まで参加できる。一人が参加するプロジェクト数の上限はない。

 サイボウズLiveの機能のうち、「掲示板」「イベント」「ToDoリスト」「メンバー名簿」「チャット」を移行できる「サイボウズLive インポーター」をGitHub内で無償提供している。移行にはJava 8の動作環境のほか、Backlogの管理者権限が必要。

サイボウズLive インポーター紹介画面(出典:ヌーラボ)
サイボウズLive インポーター紹介画面(出典:ヌーラボ)

4.gamba!

 gambaの「gamba!」は、どこでも使える日報共有サービス。毎日の成果を報告する「日報」の提出状況が一覧で把握できる。テンプレートを参照可能で作成の手間を省きつつ、ノウハウの共有、コミュニケーションを活性化させるという。

 有料プランの最小構成は1人当たり税別月額利用料980円のビジネスプランで、無料で利用できるトライアルプランではビジネスプランの全機能を15日まで使用できる。

 日報のほか、進捗状況を管理する「KPI」、掲示板のように利用できる「ノート」の投稿が可能。そのほかチャット、タイムライン機能などがある。「フォルダ」機能はないが、日報やチャットにファイルを添付できる。

 「カレンダー」やタスクを管理する「ToDo」などの機能は備えていないが、Googleの「カレンダー」「スプレッドシート」と連携可能。それぞれ抽出してノートに反映したり、スプレッドシートをgamba!上で表示、編集したりできる。

 サイボウズLiveの機能としては、「掲示板」「メンバー名簿」「チャット」「タイムライン」を移行でき、問い合わせに応じて個別対応。料金は不要。

日報、KPIのほか、タイトルと内容を設定したノートを投稿できる(出典:gamba)
日報、KPIのほか、タイトルと内容を設定したノートを投稿できる(出典:gamba)

5.サークルスクエア

 シティーズの「サークルスクエア」は、コミュニティーを運営するためのクラウドサービス。スポンサーからの広告費用で運営しており、機能、容量の拡張オプションはあるが、基本的に無料でのサービス提供を前提としている。

 スケジュールや出欠管理、掲示板やフォルダなどの機能があり、社内外のサークルや趣味などのプライベート、向けでの利用を念頭にサービス提供している。

 アカウントともに所属する「団体」を選択、もしくは作成、登録する必要がある。一つのアカウントでは一つの団体しか入れないが、一つのメールアドレスで複数アカウントを作成できる。出欠管理や6カ月間保存できる「スケジュール」、100件までの「掲示板」、100Mバイトまでの「フォルダ」などを利用できる。

 サイボウズLiveの機能としては、「メンバー名簿」を移行できる。移行には管理者向けに実装されているcsvファイルアップロード機能が利用できる。

機能一覧(出典:シティーズ)
機能一覧(出典:シティーズ)

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