トレンドマイクロは12月25日、2020年1月14日(日本時間)のMicrosoftによるWindows 7延長サポート期間終了後も、エンドポイントセキュリティ製品のWindows 7に対するサポートを一定期間継続すると発表した。企業向け製品の「ウイルスバスター コーポレートエディション XG」は2024年1月まで、個人向けの「ウイルスバスター クラウド」は2021年12月まで延長する。
主なエンドポイント製品のサポート期間(2018年12月時点)
最新のセキュリティ更新プログラムが適用されていない状態でOSを継続利用すると、新たに発見された脆弱性を悪用した攻撃のリスクにさらされることから、トレンドマイクロではサポート終了したOSは新しいOSへ移行することを推奨している。しかし、一方で同社は、サポート終了まで残り約1年となった現在でも、100万台以上のPCでWindows 7が利用されていることを確認しており、新しいOSへの移行が完了するまでのリスクを軽減させる目的で、今回のサポート延長を実施することとした。