リコー、クラウドに入出力できる複合機--OCRやクラウドストレージと連携 - (page 2)

藤代格 (編集部)

2019-01-10 07:15

プラットフォームからアプリで機能を追加

 Smart Integrationは、人工知能(AI)やロボティックプロセスオートメーション(RPA)、モノのインターネット(IoT)などの技術を活用したアプリケーションを提供。IM Cシリーズと組み合わせて活用することで、紙情報のデジタル化、オフィスの生産性を向上させるという。

 例えば請求業務向けにAIを活用した光学文字認識(OCR)とRPAでの入力作業の代行などをパッケージにして組み合わせて提供する。従来の手作業では1件につき約10分かかる処理が、スキャンのみで1分での処理に短縮できるという。

郵送された請求書の情報を手で入力していた作業を複合機でスキャンしてOCRにかけることで業務の流れを自動化、省力化できるという
郵送された請求書の情報を手で入力していた作業を複合機でスキャンしてOCRにかけることで業務の流れを自動化、省力化できるという

 契約は月単位となり、リコーが提供するOCRサービス「RICOH Cloud OCR for 請求書」、クラウドストレージと連携する「RICOH カンタンストレージ活用シリーズ」、「RICOH カンタン名刺電子化アプリ」などのほか、基幹システムなど、連携可能なパートナーのクラウドサービスもラインアップする。

 現在はグローバルでは109以上、国内では83のアプリケーションを23にパッケージングして提供しているが、2019年春にはパートナープログラム「RICOH Smart Integrationパートナープログラム」を公開。APIやソフトウェア開発キット(SDK)を活用し、パートナーが容易に連携するアプリケーションを拡充できる体制を整えるという。3月末までには国内のアプリケーション数も100まで拡張する予定。IM Cシリーズを中小企業がクラウドサービスを活用するための“ゲートウェイ”と位置づけ、顧客の実態に合わせた紙情報のデジタル化を促進する狙いだ。

複合機をゲートウェイとしたサービスを提供する
複合機をゲートウェイとしたサービスを提供する
パートナープログラムを整え、アプリケーションを拡張する
パートナープログラムを整え、アプリケーションを拡張する

 会見には放送中のリコーのCMでアンドロイド「Lady EDWard」を演じる吉瀬美智子さんが登場。「Lady EDWardを通じて、働き方改革を広めていきたい」と語った。

(左から)リコージャパン坂主智弘社長、リコーの坂田誠二 取締役 専務執行役員 オフィスプリンティング事業本部長、吉瀬美智子さん、リコーの山下良則社長
(左から)リコージャパン坂主智弘社長、リコーの坂田誠二 取締役 専務執行役員 オフィスプリンティング事業本部長、吉瀬美智子さん、リコーの山下良則社長

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