5Gは「CES 2019」で最大のトピックの1つだった。スマートフォンのプロトタイプから、5G活用の展望に至るまで、各社が発表した多岐にわたるビッグニュースを振り返る。

Sprint:「Curiosity IoT」プラットフォームと5Gの統合
Sprintはまた、同社の「Curiosity IoT」プラットフォームとモバイル5Gネットワークの接続性を活用した同社初のスマートシティをサウスカロライナ州グリーンビルに構築するとCES 2019の場で発表した。
このプロジェクトの一環として、SprintはMassive MIMOテクノロジとともに、コネクテッドカーやスマートマシン、自律型ドローンの運用とリアルタイムでの対応の実現に向けた専用のIoTネットワークと「マイクロポジショニング」テクノロジを展開していく計画だ。
さらに同社はCESにおいて、スマートカーのテストコースをジョージア州ピーチツリーコーナーズに建設すると発表した。このテストコースでも、Curiosity IoTと5G、マイクロポジショニング技術が活用される。
ピーチツリーコーナーズのCuriosity Labは、AIやロボット工学のほか、自動車同士の通信や、自動車とインフラの間での通信、視界外の危険を警告するシステムを含む自動運転車のアプリケーションをテストするためのノードが装備された1.5マイル(約2.4km)からなるテストコースが特色となる。
最後にSprintは、Mapboxとともに「精密マッピング技術」をローンチするとも発表した。ここでもCuriosity IoTと5Gが活用される。