グーグルの「Cloud Firestore」NoSQLデータベースがGAに

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2019-02-01 10:52

 Googleは米国時間1月31日、クラウドネイティブなNoSQLデータベース「Cloud Firestore」のベータ段階が終了し、一般提供を開始(GA)したと発表した。また、Cloud Firestoreのリージョンインスタンスの価格引き下げとともに、同データベースのデータをホストするロケーションの追加も発表した。このフルマネージド型のデータベースであるCloud FirestoreがGAとなることは、サーバレスアプリケーションの開発を進めたい組織に有益だろう。

 Cloud Firestoreは「Google Cloud Platform」(GCP)と、同社のモバイル開発プラットフォーム「Firebase」の双方に統合されている。Cloud Firestoreにより、ウェブやモバイル、IoTなどのアプリケーションにおけるデータの格納や同期、クエリがシンプルになる。

 一般提供の開始を機に、Cloud FirestoreはGCPの公式なサービスレベル契約(SLA)に含められ、マルチリージョンインスタンスにおいて99.999%、リージョンインスタンスで99.99%の稼働率が保証されるようになる。

 また、リージョンインスタンスの値下げも発表されており、ほとんどのリージョンインスタンスは、3月3日より価格引き下げの対象となる。一部のロケーションでは、マルチリージョンインスタンスの価格の50%にまで引き下げられる予定だ。

 またGoogleは、Cloud Firestoreのデータをホストするロケーションとして、欧州のマルチリージョンのロケーションを含む、10カ所を新たに追加する。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]