正面(出典:サードウェーブ)
サードウェーブ(千代田区)は2月1日、小型軽量で拡張性に優れたキューブ型のサーバー「サードウェーブサーバー X2710」を発表した。同日から受注を開始する。
筐体はA4コンパクトサイズのキューブ型を採用。幅は21cm、奥行27.5cm、高さ23cm、重さ6.3kgとなり、書類棚やプリンターサイドなど、机上、床面、オープンラックを問わずに設置可能。中小規模の企業や事業所、部門でのファイルサーバーやアプリケーションサーバー、事業立ち上げ時のエントリーサーバーなどに最適なモデルとしている。
HDDドライブスロット部(出典:サードウェーブ)
CPUは標準構成でIntel Celeron G3930、Intel Xeon E3-1225 v6のいずれかを選択可能。最大で内蔵ソリッドステートドライブ(SSD)を2台、ホットスワップ対応型のSSDまたはハードディスクドライブ(HDD)を4台、計6台のストレージとPCI拡張カードを増設できる。ホットスワップ対応ベイは3.5インチ。オプションで2.5インチにも対応。
標準で3年間のオンサイト保証が付帯するほか、オプションで4、もしくは5年に変更可能。
OSは搭載していないが、Windows Server 2016 Essentials/Standard、Windows 10 Pro(64ビット)を搭載するモデルも用意するという。そのほか、Red Hat Enterprise Linux Server 6.6/7.0(64ビット)、SUSE Enterprise Linux Server 11 SP3/12.0(64ビット)、Ubuntu 15.04/15.10(64ビット)のインストールが可能としている。
標準的な構成の場合、2週間程度での納品を予定しているという。価格は、Celeron G3930搭載モデルが13万9800円から。Xeon E3-1225 v6搭載モデルは18万9000円から。