Microsoftは米国時間2月1日、Windows Insiders Programに参加している「Fast Ring」ユーザー向けに「Windows 10 19H1」の新しいテストビルドをリリースした。このビルド(「Build 18329」)でも、いくつかの新機能が追加されている。
提供:Microsoft
Build 18329には、最も使用されているアプリに「Search」(検索)ボックスから迅速にアクセスできる機能が含まれる。また、「Store」アプリを起動するのと同じ方法で、「Spotify」「Paint.NET」「Visual Studio Code」などのWin32デスクトップアプリを「Windows Mixed Reality」で実行できる機能も追加される(Win32アプリをMixed Realityで起動することはこれまでも可能だったが、簡単で直接的な方法ではなかった)。
今回のロールアウトの一環として、Microsoftはほかの関連アプリにも追加の修正を施した。「Mail」(メール)と「Calendar」(カレンダー)アプリへのアップデートでは「Dark」(ダーク)モードが強化された。また、新しいメッセージのフォントをカスタマイズできる「Default Font」機能も追加された。
Microsoftは先週、次のWindows 10機能アップデートに先行的にアクセスしたいテスター向けに、「Skip Ahead」リングへのアクセスを開放した。ここで体験できるのはWindows 10 19H1の次のアップデート(「Vanadium」または「Windows 10 19H2」とも呼ばれている)で、メインストリームユーザーへのリリースは2019年10月頃に開始される予定だ。Windows 10 19H1(「1903/April 2019」アップデートとしても知られる)は2019年3月までに完成し、2019年4月頃にメインストリームユーザーへのリリースが開始されるはずである。
2月1日のテストビルド18329の修正点と既知の問題の一覧を確認したい人は、Microsoftのブログ投稿を参照されたい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。