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日本株展望

バリュー?グロース?--ウォーレン・バフェットがアマゾンは買えないけどアップルは大好きなワケ

ZDNet Japan Staff

2019-02-05 12:40

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 年齢とともに変化してきた投資手法:バリュー(割安)重視からグロース(成長)重視へ
  2. Appleが大好きなBuffettはAmazonに投資することができなかった
  3. 日本株投資でも心にとどめておいていただきたいBuffettの言葉
  4. TOPIXコア30にバリューで注目できる銘柄多い
  5. 小型株にも「もしバフェ」候補はある

 これら5点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 読者から「Buffettはグロースでしょ」とコメントをいただいた。これは以前書いたレポート「もしバフェ銘柄(もしBuffettが日本株のファンドマネージャーなら買うだろう銘柄)」で、筆者が大型バリュー(割安)株を挙げたことに対するコメントと思う。

 Warren Buffett氏は、無名だった若年期にはハゲタカファンドばりのディープバリュー(激安)株投資で荒稼ぎしていたこともある。運用手法の根底にバリュー重視がある。今回はそこを重点的に解説する。

 なお、筆者の「もしバフェ」レポートをお読みいただきたい方は、本レポート末尾の「おすすめのバックナンバー」からご覧いただきたい。

年齢とともに変化してきた投資手法:バリュー(割安)重視からグロース(成長)重視へ

 米国株投資で高い実績を上げたBuffett氏は、「オマハの賢人」として世界中で知られている。彼の言葉を直接聞こうと米国中西部のオマハで行われる運用報告会には、世界中から何万人もの投資家が集まる。Buffett氏は、この運用報告会で次々と出てくる質問に一つひとつ丁寧に答え、その発言は世界中で報道される。

 Buffett氏は日本でも有名で、彼の運用手法について書かれた「バフェット本」が書店にたくさん並んでいる。ただし、Buffett氏自身は自ら投資教育の本を書いたことはない。

 彼が書き続けているのは、自ら運用している投資会社(Berkshire Hathaway)の株主(投資家)に当てた手紙だけだ。それを参考にBuffett氏の投資手法を研究した本がたくさん出版されているということである。

 「Buffett氏の運用手法」と一言でいっても若年期と壮年期で異なる。若い頃はバリュー重視、年齢とともにグロースを重視するようになった。ただ、根底には常にバリューを考えながら投資銘柄を選ぶ慎重さがある。運用で「勝つ」ことを考えつつも、常に「大負け」しないようにリスクをコントロールしてきたからだ。それがグロースを重視しつつ、バリューも見る運用手法につながっていったと思う。

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