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日本株展望

半導体関連株を「買い」と考える理由

ZDNet Japan Staff

2019-02-14 11:00

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 急落した半導体関連株:半導体ブームの終焉を先取りしていた
  2. 2019年に入り、半導体関連株が急反発、2020年の回復先取りか?
  3. 過去20年の半導体サイクル振り返り
  4. 2016~17年に空前の大ブーム、18年にブームは終了
  5. 半導体スーパーサイクル説は、半分正しく、半分誤り
  6. 半導体関連株の値動きは今後2極化へ、何に投資したら良いか
  7. 2020年に半導体ブームが復活すると予想する理由

 これら7点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

急落した半導体関連株:半導体ブームの終焉を先取りしていた

 半導体関連株は、2017年に急騰した後、2018年は一転して急落した。

日経平均と半導体関連5社(合成株価)の動きを比較:2017年1月4日~2019年2月13日

日経平均と半導体関連5社(合成株価)の動きを比較:2017年1月4日~2019年2月13日
注:半導体5社は、信越化学・SUMCO・ルネサスエレクトロニクス・アドバンテスト・東京エレクトロンの合成株価。2017年1月4日を100として指数化。楽天証券経済研究所が作成

 半導体業界が、世界的なブームに沸いていたのは2018年前半まで。年後半は、ブームの中心にあったフラッシュメモリ(データセンターやスマホの記憶媒体に使われる半導体)の需給が緩み、市況下落が続いた。さらに、米中ハイテク戦争の影響を受けて、中国での需要鈍化が鮮明になった。半導体ブームの終焉を先取りするように、半導体関連株は、2017年末から1年以上にわたり、大きく下がっている。

2019年に入り、半導体関連株が急反発、2020年の回復先取りか?

 半導体関連株は2019年に入り、急反発している。「下げ過ぎの反動」「テクニカル・リバウンド」の可能性もあるが、筆者は、異なる見方をしている。次の半導体ブームを織り込む、最初の動きと見ている。

 半導体ブームはピークアウトしたものの、今回は深刻な半導体不況にはならないと考えている。短期の軽い不況を経て、2020年には再び半導体ブームが盛り上がると予想している。その織り込みが始まっていると考えている。

 その根拠について話す前に、簡単に過去の半導体サイクルを振り返る。

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