Winテクノロジ、IT資産管理製品の新パッケージを発売

NO BUDGET

2019-02-20 10:15

 Winテクノロジは、「PerfectWatch Advanceパッチ適用管理台帳」の提供を開始した。

 同製品は、IT資産管理製品の新パッケージで、標準的な構成管理ツールと連携して、パッチ適用の一般的な業務プロセスである「適用状況の確認」と「未適用者のフォロー」を効率化し、パッチの適用状況の見える化を実現する。以前から同社が提供しているIT資産台帳システム「PerfectWatch Advance」と連携できる。

 パッチ適用の一般的な業務プロセスは、「配布対象パッチと配布先の決定」「パッチの配布」「適用状況の確認」「未適用者のフォロー」となるが、同社によると「適用状況の確認」以降のプロセスは構成管理ツールだけで対応するのは煩雑になる場合があり、担当者による手作業で集計やフォローを実施しているなどの課題が顕在化しているという。

利用イメージ
利用イメージ

 パッチ管理で必要となる台帳を整備し、それぞれを関連付けて管理する「台帳機能」では、PCやサーバ情報の一元管理や導入されているソフトウェアの管理も可能。さらにパッチの適用状況を組織別に可視化できる。適用状況の確認では、利用者自身で設定した評価基準を基にインベントリを分析でき、機器構成管理ツールの判断結果と合わせた合否判定が可能。機器ごと/パッチごとに適用判定結果を一覧表示する。

 未適用者のフォローでは、エンドユーザーは、各自が「利用・管理」するIT資産の状況をマイページで確認することができ、管理者はパッチが適用されていない場合の対処方法を是正メッセージとしてマイページへ通知することが可能だ。

 価格(税別)は、ライセンス価格が250万円、保守年間費用が50万円、ソフトウェア辞書更新サービス年間費用が36万円。また、PerfectWatch Advanceにパッチ適用管理機能を追加するオプション製品は、ライセンス価格が100万円、保守年間費用が20万円となる。

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