フランスDassault Systemes傘下のSolidWorksは、2月10日から13日までの4日間、テキサス州ダラスで年次コンファレンス「SOLIDWORKS World 2019」を開催した。3次元CAD設計/解析ソフトウェア「SolidWorks」のユーザーが世界中から集結する同コンファレンスでは、テクニカルトレーニングや認定試験なども実施される。
基調講演でもSolidWorksでさまざまなモノ作りに挑戦するアントレプレナー(起業家)が紹介された。印象深かったものをダイジェストで紹介しよう。

拡張現実(Augmented Reality:AR)や仮想現実(Virtual Reality:VR)技術を活用した製品も数多く出展された。VRを活用した3Dコラボレーションツールを展示していたのは米TSUNAMI XRだ。
3Dコラボレーションツール「TSUNAMI XR」は、仮想空間の中でビデオ会議やホワイトボードを使ったプレゼンテーションなどが可能。会話の音声データやホワイトボードのテキストデータは自動的にバックアップされる。対応デバイスは、ゴーグル型端末のほか、デスクトップPC、タブレット、モバイルなどの主要なハードウェアデバイスもサポートしている。1ライセンス単位のサブスクリプションモデルで、日本での価格は未定。