SB C＆Sとホロラボは2月25日、3D CADやBIM（Building Information Modeling）の設計データをAR/MR（拡張／複合現実）のデータに変換するクラウドサービス「mixpace」を開始した。製造や建設などの現場で活用できるとしている。
新サービスは、Autodeskの「Autodesk Forge」を活用し、3D CADやBIMの数十種類のファイルフォーマットに対応する。これらデータをアップロードすると、自動的にAR/MRのデータに変換する。変換に要する時間は最短10分といい、変換されたデータはMicrosoft HoloLensなどのAR/MR対応デバイスで利用できる。製造や建設などの現場で、例えば、物体の配置をシミュレーションしたり、施工や保守における作業内容を確認したりすることで、業務効率の改善につながると期待される。各種データはMicrosoft Azureのストレージサービスに保存できるという。
サービスは、AR/MR技術などを手掛けるホロラボとSB C＆Sが共同開発した。SB C＆Sは同日に全国約1万社の販売店経由でmixpaceのサブスクリプションライセンスの販売を開始している。
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