三井情報(MKI、港区)は3月1日、時系列データをもとに需要や市況などを分析、予測できる「MKI分析予測 on Azure Stack」を発表した。「MKI分析予測ソリューション on Azure」を「Azure Stack」で利用できるという。同日から提供する。
分析予測ソリューション on Azureは、「分析予測ソリューション」をパブリッククラウド環境「Microsoft Azure」で活用できるSaaS。従来は個社個別に対応していた分析予測サービスのアルゴリズムを抽出、フレームワーク化し、2018年7月から提供している。流通小売業などを中心に、商社やメーカーなどに幅広く導入されているという。
Excelベースの時系列データをアップロードするだけで、各種アルゴリズムを用いた出荷量や商品市況などが予測できるという。
Azureの機能をオンプレミスの環境で利用できるソフトウェア群であるAzure Stack上で活用することで、ロケーションの特定、データの機密性が保持できるとしている。
分析予測ソリューションの画面例(出典:MKI)
on Azure、on Azure Stackいずれの場合でも、税別月額利用料金は2ユーザー20万円から。