クラウドストレージ、取引先とのファイルやり取りに活用--セキュリティを重視

藤代格 (編集部)

2019-03-06 07:15

 法人向けのオンラインストレージを提供するダイレクトクラウド(港区)は3月5日、業務でのオンラインストレージ利用実態の調査結果を発表した。導入状況や目的、使用するサービス名などを調べた。

 利用しているオンラインストレージサービスは、法人向け有料サービスが一番高い54.5%。無料サービスが次いで23.9%と全体の4分の1を占める一方、個人向けの有料サービス利用者も6.1%となったという。

導入状況(出典:ダイレクトクラウド)
導入状況(出典:ダイレクトクラウド)

 サービス別にみると、上から順に「Googleドライブ」が18.8%、「OneDrive for Business」が16.4%、「Dropbox Business」が16.1%。法人向けだけでなく、個人向けにもサービスを提供するベンダーが上位を占めたとしている。

利用中のサービス名(出典:ダイレクトクラウド)
利用中のサービス名(出典:ダイレクトクラウド)

 導入理由はセキュリティが一番高い36.1%。使い勝手が32.7%、価格が32.4%と続いている。“高セキュリティ”で“使いやすいユーザーインターフェース”を実装したオンラインストレージを“安価に使いたい”というニーズがあるとしている。

導入の決め手(出典:ダイレクトクラウド)
導入の決め手(出典:ダイレクトクラウド)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]