JR九州は、各サービスの利用状況から利用者の趣味や趣向を予測するAIモデルを構築するPoC(概念実証)を実施した。マーケティングに特化したAIエンジン「コグニロボ」を活用した。
JR九州では、同モデルを用いて利用者の興味や関心が高い分野を抽出する一方、購買先となる施設や店舗が持つ特徴を分野別に導き出すことで、利用者と施設・店舗の適切なマッチングの実現を目指す。
JR九州グループは鉄道事業のほか、駅ビル、小売、飲食、農業等など多角的な事業を展開している。JR九州の各種サービスをするとたまる共通ポイントサービス「JRキューポ」を提供しており、今回のPoCは、同会員のそれぞれの趣向に合致した情報を提供したいという考えで実施された。